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2023.09.12news

9/12VR学会大会にてメタバース研究所からは4件の発表を行います

1A2-02 レーザー光照射による熱弾性効果を用いた空中触覚提示の性能評価
〇江口 満国(筑波大学)、松下 幸太郎(筑波大学)、平木 剛史(筑波大学、クラスター メタバース研究所)
本研究では、高空間解像度をもちつつ周波数・強度を細かく調整可能な振動を提示可能とする空中触覚提示手法を提案する。この手法では、光吸収性の弾性媒体に短パルスレーザー光を照射することによって発生する熱弾性効果を触覚刺激として活用する。本発表ではレーザーのパラメータを変化させた時の弾性媒体の振動の周波数や強度を調査することで、周波数と強度の微細な調整ができるかを確認した。

 

 

2D1-07 同軸光学系を用いた可視映像と紫外線パターンの重畳による高コントラスト映像投影の基礎検討
〇土佐 凜斗(筑波大学)、平木 剛史(筑波大学、クラスター メタバース研究所)
紫外光を投影するプロジェクタはフォトクロミック素材と組み合わせた発色型情報提示をはじめ様々な用途で用いられているが、紫外線パターンと可視映像の双方を投影する際には別々のプロジェクタとそれらの位置合わせが必要であった。本稿では投影する可視映像に重畳する形で紫外線パターンを投影することができる高速プロジェクタを開発し、投影映像と投影対象の発色パターンの重ね合わせで映像の高コントラスト化を行う。

 

 

3A1-01 ソーシャルVR環境におけるLRAを用いた視触覚インタラクション設計の予備的検討
〇亀岡 嵩幸(筑波大学、クラスターメタバース研究所)、早瀬 友裕(クラスターメタバース研究所)
本研究では、HMDで一般的に使用されているLRA内蔵のコントローラを用いて、VR環境下で振動信号とインタラクションを組み合わせることで、より没入感のある体験が得られるかを検討した。インタラクションオブジェクトとして、押す、回す、布をなぞる、の3つを用意し、その動作とそれに応じた振動触覚パターンの関係を調査した結果を報告する。

 

 

3D1-08 ソーシャルVRプラットフォームにおけるエージェントAPIの提案
〇倉井 龍太郎(クラスター株式会社)、平木 剛史(クラスター メタバース研究所)
多数のユーザが空間を共有するソーシャルVRプラットフォーム上の自律的なエージェントを実装するには多様な情報が必要である。具体的には他ユーザとの距離、お互いの向き、アバターのポーズ、テキストや音声によるメッセージを認識し、それに応じた振る舞いが求められる。本稿では稼働中のソーシャルVRプラットフォームであるcluster上で上記のような情報を取得するAPIとAPIを利用したエージェントを提案する。

 

https://conference.vrsj.org/ac2023/program/program-flash.html

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